シニアマーケット攻略に欠かせない「WEB・紙媒体併用マーケティング術」

シニアマーケティング実施するうえで、「WEBと紙媒体、どちらを選ぶのが適切なのだろう」と考えたことはございませんか?

どちらもシニア顧客獲得のために有効な手段ですが、片方だけを実施するのではなく、WEB・紙媒体どちらも併用したマーケティング戦略を用いればより効果的にシニアマーケットを攻略することが可能です。

今回は、WEB・紙媒体を併用したマーケティング術について解説します。

目次

●シニアマーケティングに有効なのは「WEB」「紙媒体」どちらか?

●見直されている「紙媒体」6つのメリット

●アクティブシニアにリーチできるおすすめ紙媒体

シニアマーケティングに有効なのは「WEB」「紙媒体」どちらか?

「シニア顧客はWEBをあまり見ないのではないか」と思ってはいませんか。

近年、スマートフォンやPC・タブレットの普及などの影響もあって、シニアのWEB利用率は年々増加しており、WEBマーケティング施策もシニアマーケティングにおける有用性が高まっています。

しかし、若年層~中年層と比べると、シニア顧客獲得に紙媒体はまだまだ有効であることは間違いありません。

その要因としては、現在のシニア世代が雑誌興隆の時代に若年・壮年期を過ごしてきた世代であること、仕事・育児をおえて時間に余裕があるため、雑誌などの紙媒体を読む余裕があることなど、さまざまな要因が考えられます。

また、雑誌であれば「わざわざ購入しているため読む意欲が高い」ということも大きなポイントです。

これからは、シニアマーケティングにおいてはWEB・紙媒体どちらも併用して活用していくことが大切です。

見直されている「紙媒体」6つのメリット

近年は特に、Eコマース領域でDMを活用するケースが増えていますが、WEBマーケティングを中心に展開してきた企業や、紙媒体の使用から全面的にWEBマーケティングへの方向転換をおこなった企業が、費用対効果などをもとにして、最終的に紙媒体のDMが有効と判断するケースもあったりと、紙媒体の有用性が再検討されています。

例えば、60代以上は主に「新聞」で情報を得るといわれており、新聞通信事業 関係の公益財団法人「新聞通信調査会」が 2016年に行った調査によれば、朝刊の閲覧頻度は50代が56.3%であったのに対して、60代以上は71.8%と根強い結果が出ています。このように、シニアマーケティングではまだまだ紙媒体も効果があり、積極的に活用することが大切です。

紙媒体の活用においては、具体的には次の6つのメリットがあります。

【1】紙媒体ならではの表現を行うことができる

紙媒体は、ユーザーへの訴求内容で独自の表現や他社との差別化を行うことが可能です。

例えば、次のような表現があります。

① 印刷する用紙に工夫をこらす(ホログラムペーパーや和紙など)。

② 特殊印刷(「箔押し」「エンボス印 刷」)

③ 試供品をセットにした「サンプル付広告」

上記のような表現は、WEBでは実施できない表現です。

五感に訴えることで、高級感を高め、情緒的な影響を与えるなどイメージの訴求方法に選択肢が広がります。

【2】顧客の注意を引きやすく離脱されることが少ない

紙媒体は、注意を引きやすく、離脱されにくいというメリットがあります。

情報が溢れかえっている現在、特にWEBコンテンツは、多くの場合、ざっと流し読みされてしまう傾向があります。

その点、雑誌などの紙媒体の場合は、一覧性が高く、手元に置けるため、注意を引きやすく、じっくり読んでもらえる可能性が高くなります。雑誌であれば、わざわざ購入しているため読む意欲が高いというメリットもあります。

また、WEBサイトの場合はリンクや検索で簡単に別のページへ遷移できてしまうので、自社のコンテンツから離脱してしまうことが多いという事情もあります。

【3】保存性が高く繰り返し見てもらいやすい

紙媒体は、保存性が高く、顧客に繰り返し見てもらいやすいというメリットがあります。

例えば、WEBで見た広告ページを再度訪れたり、ネットショップで一度商品を購入した後、再度そのショップに訪れて何度も商品を見たりといったケースは、あまり多くはないでしょう。

その点、通販カタログや雑誌などの紙媒体の場合は、商品を購入した後も手元に残るため、繰り返し手に取ってもらえる可能性が高いです。

【4】知名度に左右されずに興味深く読んでもらえる

WEBに掲載されている情報よりも、紙媒体である雑誌・DMなどのほうが、情報に対する心理的な信頼性が高いという特徴があります。こうした特徴は、ブランドの認知・知名度がそれほど高くない場合にも有効です。

媒体そのものがもつ信頼性もありますし、閲覧者が会員であれば媒体にファン化している可能性もあるため、ロイヤルティが高い層であることが想定できるというのも一因です。

似通ったコンテンツがあふれるWEBと異なり、オリジナルのコンテンツであるという点も、読みすすめてもらえるポイントであります。

【5】商品と訴求がマッチすれば十分効果が出る

商品と訴求がシニア向きであれば、紙媒体はWeb媒体以上にマーケティング効果や売り上げUPの効果が見込めます。

媒体によっては、ニッチな層にリーチできる媒体もあるため、ターゲットを絞り、打ち出す商品・訴求内容をマッチさせることができれば、出稿効果に大きく差がでるようになります。

広いターゲットに浅く訴求を行うのではなく、詳細なターゲッティングをもとに狭く深く訴求をおこなうことが成功の秘訣です。

まずは、商品と訴求内容に合う媒体は何であるのかを見極めることがシニアマーケティング成功のために重要です。

【6】更なる拡大性のあるマーケティング戦略が可能になる

DMなどの紙媒体は、更なる拡大性のあるマーケティング戦略を可能にします。

というのも、WEBと比較して紙媒体は「広がる幅・スピード」に優位性があるからです。

実際、WEBメディアと併用する事で、折込チラシやDMといった横展開が可能なメディアを有効に活用して成果を上げる企業も多くいます。一度成功パターンを作れてしまえば、汎用性をもって大きく拡大できるのも特徴です。

今後、ますます市場拡大が見込まれるシニアマーケティングでは、アプローチ方法と拡大性を意識して展開する事が重要です。

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【出典】株式会社ハルメクエイジマーケティングハルメク
シニアマーケティングLAB事務局 監修記事より引用させていただいております。

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